NordicID製品を使用したRFIDキーボードウェッジ(Keyboard Wedge)

2024/08/11
2025/01/16

要約:NordicIDが提供するRFIDキーボードウェッジ(Keyboard Wedge)を使えば、UHF帯RFIDリーダーで読み取ったデータをWindows PCのアクティブフィールドに直接入力できます。USBやEthernetを通じた接続手順、ホットキーやセンサーによるトリガー方法、プレフィックスやポストフィックスの設定など、運用を最適化するためのポイントを解説します。

NordicID Keyboard Wedge

RFIDキーボードウェッジ(Keyboard Wedge)とは

NordicID Keyboard Wedgeは、UHF帯RFIDリーダーで取得したデータを、Windows PCのアクティブフィールドへ直接入力できるソフトウェアツールです。設定したホットキーや光センサーなどで簡単にトリガーが可能で、エンコードや文字のプレフィックス・ポストフィックス設定も柔軟に行えます。

接続方法

PCとの接続は、USBまたはEthernetを使用します。USB接続の場合は「USB auto connect」を活用することで簡単にセットアップでき、Ethernet接続では「Search ethernet」ボタンでデバイスを探索するか、IPアドレスを手動で指定して接続できます。

ホットキー・センサーの活用

キーボードウェッジの読み取りは、ホットキーの押下またはNordicID Sampoシリーズに搭載されている光センサーやタップセンサーをトリガーにして実行できます。利用シーンに合わせて最適な方法を選びましょう。

ウェッジの設定とエンコード

ウェッジを使えば、読み取ったRFIDタグへのエンコード作業が可能です。対応フォーマットはGTIN96、GIAI96、GSRN96、GDTI96、SSCC96、SGLN96、GRAI96、USDOD96、ADI、GID96など幅広く、製品管理から物流まで幅広い領域で活用できます。

文字のカスタマイズ

読み取りデータの前後にプレフィックスやポストフィックスを追加し、各行ごとに改行やTABなどのキー入力を自動挿入可能です。不要な文字の削除オプションもあり、スムーズなデータ処理を行えます。

デバッグ機能

デバッグ機能をオンにすると、ウェッジの詳細動作を確認しやすくなります。ログを保存して検証することもできるため、トラブルシューティングや精密な設定調整に役立ちます。

これらの機能を組み合わせることで、RFIDタグの読み取りから入力までがシームレスになり、作業効率と精度の向上が期待できます。
設定項目 接続方法 トリガー
USB auto connect USB接続 ホットキー
Search ethernet Ethernet接続 光センサー
タップセンサー
エンコード GTIN96など複数対応 -

関連製品

固定型RFIDリーダー NordicID Sampo S2

特定小電力:アンテナ内蔵

セパレート型RFIDリーダー NordicID STIX

特定小電力:USB小型リーダーライター

セパレート型RFIDリーダー NordicID FR22

RFID界のゲームチェンジャー

シェン・ヒーローでは、RFID導入に必要な機器選定からソフトウェアの設定・カスタマイズまでワンストップでご提案いたします。
当社や商品に関することなど、
お気軽にお問合せください。
Page Top